2025.5.28

― 老・壮・青 会員スピーチ ―

「私の好きな言の葉」
老:三木 恒治 君

“老”の人生で折に触れ思ってきた“私の好きな言の葉”を紹介させていただきました。

まず論語に出てくる“恕”です。「一言にして、以つて終身之を行ふべき者有りや。」「其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ。」心を尽くして口、すなわち言の葉で、特に病院では患者さんに寄り添った、優しい心のこもった心遣いで優しさをもって接遇する重要性を示す心に残る“言の葉”と思います。

さらに「天地人」の“人の和”です。これは「三才」と呼ばれ、物事を成功させる必須条件と言われています。“恕と人の和”、いかがでしょうか。

「平安神宮創建と京都」
壮:鷲尾 隆久 君

平安神宮が創建されたのは明治28年。

明治の初め、京都の街はどうであったか。

人口が34 万人から23 万人に激減してまさに都市崩壊の危機であった。それは都が京都から東京に移転したためである。多くの人が京都の街はもう終わりだと考えていたのである。

人々は復興に向けて琵琶湖から疏水を引きその水で起こした電気でチンチン電車を走らせた。内国勧業博覧会を誘致して岡崎の地で開催した。そのパビリオンとして平安時代の朝堂院を模した建物を作り平安神宮創建した。

つまり平安神宮とチンチン電車は京都の街の復興のシンボルなのです。

「タスキを繋ぐ」
青:佐藤 建 君

2年半前に入会させて頂きました、まだまだ青二才です。

入会当初は昼食会に参加する程度の軽い気持ちでしたが、多くの先輩方のお話を聞き、そして副会場監督の襷を身につける立場となったことで、例会を始めとするロータリー活動への参加の意義と重要性を分かった気になりまして、少しはロータリアンらしくなれたような気がしています(気のせいかもしれませんが)。

副会場監督の襷を次年度に繋ぐとともに、京都ロータリークラブ100 年の伝統と実績を次世代に伝えられるよう、これからもロータリアンとして研鑽を重ねていきたいと思います。

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