2024.12.18
「京都ロータリークラブの不易流行」
会長 市川 誠 君
私は今年度のテーマに「不易流行」を掲げた。京都R.C.を創り、守り育ててくださった先輩の皆様に感謝しつつ、「不易流行」の精神で、守るべきものは守り、変えるべきは勇気をもって変えて行くことが大切だと考えている。
そこで、100年の歩みのなかで築き上げられた当クラブの特徴について整理してみた。
○会員数が多い(現在201名)
若干減ってはいるが、会員数の激減に悩むクラブが多いなか、今も会員数を維持している。
○会員の職業が多岐にわたる
多様な職業分野の会員がいて、医療関係や文化・宗教関係の会員も多い。会員にとって刺激的な異業種交流の場になっている。
○転勤を伴う全国企業勤務の会員が多い
会員の入れ代わりが、クラブを活性化させる。
○出席率が高い(前年度の平均は99.16%)
ロータリアンの基本である例会出席を、とくに重視してきた伝統がある。
○地区のマザークラブ
22クラブのスポンサークラブであり、第2650地区の全クラブから常に注視されている。その自覚をもった行動が求められている。
○6年に1名の頻度で地区ガバナーを輩出。
これは名門クラブの証といえる。
○海外に5つの姉妹クラブ
漢陽(韓国)、ボストン(米国)、バンコク(タイ)、台北(台湾)、ホノルル(米国)と姉妹クラブ関係を結び、国際的な交流を図っている。
これからも京都R.C.は職業奉仕と例会出席・会員交流を基本に、礼節を重んじ、規律を守る、品格あるクラブであり続けるべきだと思う。R.I.では、2016年の規定審議会で、出席規定や会員資格などが大幅に緩和されたが、その緩和策に必ずしも同調する必要はない。京都R.C.の伝統をしっかりと守り、日本の他クラブの模範となるクラブ運営、奉仕活動を実践して行きたい。
今後の変革を考えるうえで、一つには対外活動に、より積極的に取り組むべきだと思う。さらには、複数年度にわたる事業等を決定・管理できる組織体の設置が望まれる。100周年を迎えるにあたって、京都R.C.の本来あるべき姿と未来ビジョンを作成し、会員に周知することも重要だと考えている。
京都ロータリークラブ
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