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2021.11.24

― 新会員スピーチ ―
「コロナ禍の航空業」
岸本 賢二 君

日本の航空需要は数年来続いた伸び基調からコロナ影響で急減し、世界各国の航空会社の経営は厳しい状況が続いております。

また、コロナによって衛生、人との接触についての認識も大きく変わり、テレワーク、非対面・非接触、キャッシュレスなどが加速化されることで今後の航空需要自体は引き続き成長基調は続くものの、2年以上の遅れがでるとも予測されています。

コロナ禍における航空会社の対応として、当社では資金調達、既存事業以外も含めた収入の確保、固定費削減、感染や運航に関するリスクの低減などにも努めております。 また、この機に航空事業、非航空事業それぞれにおけるビジネスモデルの変革にも取り組むことで、強固な経営の基盤をつくり、その上での持続的成長を目指しております。

今回のコロナ影響は、過去に経験したリーマンショック、SARSなどと比べても、格段のインパクトを齎す事象ではありましたが、この有事だからこそ取り組むことができる改革の好機と捉えていきたいものです。