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2019.11.20

―新会員スピーチ―
「今日から肉博士」
(株)ミートショップヒロ 代表取締役
西田 一弘 君

牛肉に関してのお話や言葉をよく目にしたり、よく聞いたりされると思いますが、本当の意味や内容はあまり説明されていない事が多いです。

先ずは、国産牛の内容についてです。国産牛というのは、肉用牛と乳用牛に分類され、肉用牛は和牛、交雑種、乳用牛に分類。そして、和牛は黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種に分類されます。その中でも黒毛和種が一番優れています。

交雑種は、ホルスタインのメスに和牛の種をつけたハーフ牛の事です。和牛に比べて品質レベルは劣りますが、価格は安いので購買しやすい。ホルスタイン種やジャージーも肉用牛になりますが、品質レベルはかなり劣ります。

また、牛肉の価値の判断です。世間では「A-5」などの言葉が独り歩きしていますが、これは肉屋や肥育農家の判断材料であり、購買するお客様には何の関係もなく、美味しさ判断は出来ないのです。

皆さんには、是非とも美味しい肉質、脂質を堪能していただきたいのです。今後も、お肉知識を発信し続けて、より皆さんに「お肉好き」になっていただきたいと思っています。