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2019.6.19

―新会員スピーチ―
「NO CAR，NO LIFE！ ～憂う 若者のクルマ離れ～」
損害保険ジャパン日本興亜(株) 京都支店長
中條 太志 君

私は小さい頃からクルマが大好きで、父が運転するクルマの助手席からすれ違うクルマの車名をほぼ言い当てるくらいのクルマ少年でした。当然免許取得してからは自分のクルマが欲しくてアルバイトに没頭する学生時代を過ごしました。社会人になってからも同様に次はどんなクルマを買おうかと思案している時が至福の時間に感じていました。

そんな私たち世代と違い最近の若者たちはクルマへの関心が薄れてきているような気がしてなりません。免許証は取得するもののクルマを運転することに対する喜びを感じることがなく、自分のクルマを所有したいと思わない若者が増えているようです。

クルマの自動運転化は痛ましい自動車事故の軽減や高齢化が進む過疎地での移動手段として実用化が期待されています。一方で私のように自分でハンドルを握りクルマを操ることが醍醐味だと思っている者にとってはクルマに心惹かれる若者がもっと増えてくれればと願うばかりです。