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2019.4.17

―新会員スピーチ―
「昭和からの贈り物」
野村證券(株) 京都支店長
戸張 彰人 君

会社の歴史の中に“諸先輩の理念の足跡”を見出しました。明日のための知新への意欲を湧き立てられ、“昭和からの贈り物”と感じた次第です。

風濤図は創業者が愛した絵です。“帆掛け船が強風と荒波に向かい大洋に向かい乗り出している絵”。この姿は創業者の姿のようであり、証券業そのもののようでもあります。変化に立ち向かう勇気こそ大切な資質で財産であることを風濤図は教えてくれています。

第三代社長奥村綱雄は、海外への飛躍に関して、“世界へのファイナンシャーたれ”という創業者の言葉を忘れず一筋の道を歩み続けてきた結果と振り返っていました。

昭和の先輩たちは、日々仕事に追われる中にあって、第五代社長北裏喜一郎の“仕事について思うこと”を読み、「情操の世界に住み、本然の人間に立ち返り、最高の判断力の発揮ができているかどうか」自戒していました。

京都は、これらを体感する上で最高の環境と言え、当地で過ごせる幸せを噛みしめながら、これからも精進してまいる所存です。