2018.9.19

― 新会員スピーチ ―
「アメリカン・フットボールからの学び」
(株)三菱UFJ銀行 執行役員 京都支社長
川井 仁 君

学生時代6年、社会人9年、計15年間アメリカン・フットボール(以下アメフト)の選手として日本一を目指す中で「約束」と「自己責任」の大切さを学んだ。

高校進学と同時にアメフト部に入部を希望するも、身体が小さく華奢な息子の怪我を案じた両親の猛反対で断念。しかし、諦め切れず1年がかりで説得し、「怪我をしない、学業優先」を条件に許しを得た。2年後、「約束」を果たすことで信頼と自信が生まれた。大学でも日本一を目指してアメフトを継続し、入院を伴う大きな怪我もなく学生スポーツを全うした。

社会人は違った。社会人ではアメフトをしないと決めていたが、日本一を目指す銀行のアメフト部から勧誘され、夏から渋々アメフトを再開した。仕事量は他の新入行員と変わらず、土日が練習で潰れる。その年の秋の公式戦での銀行対決。両行頭取が観戦する試合は観客1万人超(?)の東京ドーム。私は試合終了を待たずに救急車で病院に運ばれた。手術を伴う入院期間は2ヶ月。「自己責任」を痛いほど学んだ。

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