2018.8.22

「2019-20年度 R.I.第2650地区 ガバナー就任に向けて」
R.I.第2650地区 ガバナーエレクト
佐竹 力總 君

私は学生時代、「竹茂楼」として改築する前の店で駐車場係をしていた。外車で颯爽とやって来るお客様はほとんどがロータリーのバッジをつけ、「ロータリーの〇〇です」と名乗られた。私は「ロータリーって格好いいな」と感じていた。その憧れのロータリーに父が入会したのが1972年。父はたいへん喜んでいた。京都R.C.のクリスマス家族会に出席して京都を代表する人たちと楽しい時間を過ごし、改めて「ロータリーは素晴らしい」と思った。

私自身は、青年会議所の活動を一所懸命にやってきた。卒業年度には理事長を務め、身も心もへとへとになりながら、JCを卒業したら仕事に邁進しようと決めていた。ところが卒業した翌年、京都R.C.から入会のお誘いをいただいた。父の勧めもあり、私自身もこのチャンスを逃してはならないと40歳の時、京都R.C.に入会した。

JC時代からお世話になった富田謙三さんが会長の時には私が幹事を、地区ガバナーの時には地区幹事長を務めた。一度は固辞した地区幹事長を引き受けることになった頃から、ロータリーと人生を過ごすのは運命だなと覚悟を決めた。

2019年7月に第2650地区のガバナーに就任する。ガバナーエレクトとして来年1月の研修会に参加し、地区の来期の方針を固めていくことになる。来年度のR.I.会長はマーク・ダニエル・マローニー氏。彼は基本的には「今一度ロータリーの原点に戻り、ロータリーの心臓であるクラブを中心にやっていこう」と考えているようだ。

ロータリーをとてもわかりやすく表現したのが、渡辺好政・元R.I.理事の「ロータリーの樹」だと思う。樹を育てるには土壌が大切で、その土壌は「中核的価値観」「超我の奉仕」「クラブ奉仕」「ロータリーの目的・四つのテスト」の4層からなる。その土壌から伸びる「ロータリーの樹」の幹が「職業奉仕」。そこから「青少年奉仕」「国際奉仕」「社会奉仕」の枝が広がっている。

千玄室大宗匠からは「善意・奉仕の心」と書かれた色紙をいただいた。私はこれがロータリーのすべての原点だと思う。原点を大切にして、来年度から2年間、地区幹事長の澤田明廣君、約50人のスタッフと荒波を越えて行く。力總(りきふさ)という名前の通り、すべての力を尽くしたいと思う。皆様のご支援ご協力をたまわりたい。

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