2018.8.1

― 新会員スピーチ ―
「自衛隊と私の関わりについて」
日本生命保険(相) 京都支社長
伊藤 慎一郎 君

東日本大震災以降、H23年の台風12号による211名の死者・行方不明者の災害やH25年冬の大雪被害、そして熊本大地震、ここ直近でも大阪北部地震や、7月の西日本豪雨被害等、「もしも」や「まさか」といったことが頻繁に起こり、そのことはテレビやインターネットを通じて情報が溢れており、何か変化が起きていると感じている昨今です。

その際に必ず目にするのが、自衛隊の方々がその最前線で人命救助や瓦礫の撤去等で被災された方々と共に奮闘されている姿だと思います。私は、入社してから自衛隊の方々に接する機会が多く、そのことを新会員スピーチの内容とさせて頂きました。

まず、自衛隊という存在を私が最初に認識したのは、小学生のころに航空自衛隊のブルーインパルス航空ショーに行ったことです。その素晴らしく、かっこいい飛行ショーを観て感動したことを未だに昨日のことのように記憶しております。そのような中、会社に就職してから、様々な場面で自衛隊の方々と関わることがありましたが、私にとっては、「阪神大震災」で私の家族が自衛隊の方々にとてもお世話になったことが一番印象に残っています。とても寒く、まだ携帯電話も普及していない中、不安な毎日を避難所で過ごしていた時に自衛隊の方々から水や食料など、それもとても明るい笑顔、大きな声で元気と勇気を私達に届けてくれました。しかも、後から聞いた話として、活動されていた自衛隊員の方々の中には伊丹駐屯地配属でご自身の家族も被災されている中で、職務を優先していたと伺い、その使命感と強さに涙したことを覚えています。

私は、大災害が起こっても、直接支援等が出来るわけではありません。しかしながら、現在の仕事を通じ、私達のために一生懸命に国を守り、また地域を守り、そしてその住民を守ってくれている自衛隊の隊員方とそのご家族の皆様に、安心をお届けするということに誇りと使命を持って従事することで、少しばかり貢献できればと思っております。

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