2018.2.7

― 新会員スピーチ ―
「あなたはロングスリーパー?ショートスリーパー?」
(株)ロマンス小杉 代表取締役社長
小杉 源一郎 君

2017年度流行語大賞のTop10入りした言葉の中に「睡眠負債」があります。

「睡眠負債」は「借金」同様に出来るだけ減らしていかないといけません。単純に睡眠時間が多ければ良いというものではありませんが、日本人の平均睡眠時間が諸外国人から比べても1~2時間も短い6.5時間なのです。ちなみにフランス人は8.5時間、アメリカ人は7.5時間。そして、6時間未満の方を「ショートスリーパー」と云い、9時間以上の方を「ロングスリーパー」と云います。一日に3時間程度しか寝ていなかったといわれているナポレオン、一方アインシュタインはというと10時間以上は寝ていたと云われています。

残業もなんのその、仕事や接待で深夜遅くまで寝る時間を削ってよく働く日本人で高度成長を成し遂げ世界の経済大国になりましたが、もう少し睡眠の大切さを理解して、心身共にしっかりと休め、リフレッシュをすることにより長寿健康幸福大国にしてゆきませんか。

各自にあった眠りで良いと思いますが、出来ることなら夜は平均7時間以上、足りない日はお昼寝を少し取って午後からの活力にするなど、工夫を凝らして睡眠不足、更には「睡眠負債」を増やさない努力をしていただきたいです。

寝ている時間こそ、脳は休ませていますが内臓やホルモンは一番活発に働いています。昼間にフル稼働させて痛めた身体や内臓を修正、補正をする時間でもあるので、睡眠時間を充分取ることは大切です。それも出来ることなら夜眠り朝起きる形で確保することが体内時計(25時間)との時差を広げることなくバランスが保たれます。

更には眠りのBeforeとAfterを改善することにより眠りのクオリティを上げる事が出来ます。例えば寝る前のお風呂に入るタイミング、お休み前の寛ぎ方などを工夫する。また朝起きたとき一番に明るい太陽の光を浴びたり、朝シャンなどは効果的です。

皆様が毎日ぐっすりお休みいただけます様、心からお祈り申し上げます。

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