2018.1.10

― 歳男放談 ―

1934(昭和9)年生 絹川 定君

私は生粋の京都人で、集団疎開など中学卒業までに6回転校、鴨沂高校・大学は工学部土木工学科へと進みました。学部ではパチンコ・麻雀に明け暮れましたが、総長から右代表で卒業証書を頂く幸運に恵まれました。運が付いたのか、大学院修了時に上級職公務員試験にトップ合格するも、家業に就くため各省の猛烈な勧誘を拒否すると、大学は面子上、卒業を取り消し破門状態になりました。しかし信念を貫き、何とか卒業・家業に入ることが出来、日鉄鉱業の立坑作りに従事しました。石炭から石油へ、斜陽産業になってからは一般土木・建築のゼネコンに変わって今日に至っております。月例でホールインワン2回、運に生かされ幸運に生きて来たと思います。

ロータリーでは、「他人に迷惑をかけない」をモットーに、ロータリーに「染身込身」(四つのテストの頭文字)でいます。「水深くして川緩やかに流るる、幅広くして川静かなり」というのが今の心境です。

1958(昭和33)年生 伊藤敏彦君

1958年(昭和33年)2月20日、煎茶生産地、木津川上流南山城の生まれ、還暦を迎えます。還暦は十干十二支が元で、約3600年前の殷(中国)の時代より、60年で干支が一巡する事です。

60年前と現在を比べてみると、時代の変化は増々早くなる感があり、特に近年の科学技術の進歩は加速度的で、近未来には宇宙、エネルギー、物質、生命、知能など人の根源に関わる分野でも予想できない進歩を遂げると思われます。一方で、人と人との絆や営みは変わることなく、生命への尊厳は変化すべきではないと私は想います。今後も、人の道徳感や品性といった豊かな人間性と伝統、文化など変化しない事と、時代の流れと共に進歩する科学技術などを取入れていく「不易流行」の考え方を実践していく想いです。皆様のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

1970(昭和45)年生 立木哲生君

昭和45年は1970年庚の戌というらしく、京都R.C.では安道大介さん、椛島健治さん、松井雄さん、八木勢一郎さんが同年でありまして、同い年の有名人は、ウィキペディアで調べてみますと、先日国民栄誉賞をもらわれた羽生善治竜王やプロボクサーの辰吉丈一郎さん、女性では歌手のマライアキャリーさん、女子プロレスラーのアジャコングさんなどがおられるそうです。

歳男ということでご指名いただきましたが、特に皆様の前でお話しすることもなく、大変心苦しく思います。

ロータリーにおきましては、本年6月で入会させていただいて丸3年になります。

これからもいただいたご縁を大切に、ロータリー活動を楽しんでいきたいと思います。

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