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2017.12.27

― 新会員スピーチ ―
「携帯電話の歩み～仕事を振返って～」
(株)ドコモCS関西 京都支店 支店長
櫻本 昌也 君

世界に先駆け、電電公社が昭和54年に自動車電話をサービス開始。当時は大きく、大変高額なものでした。ショルダーフォン、「立つ」携帯電話、そしてムーバーと小さく。また、新規事業者参入等で庶民の手に届く料金となり、阪神大震災を契機に緊急時の通信手段としても注目、契約者累計が前年度の倍々と指数関数的に増えました。当時は、携帯電話の製造が間に合わず、無線チャネルも繋がらず、NW設備は輻輳でダウン。また、11ケタ化までは番号も枯渇してしまうという状況でした。

一方、女子高生を中心としたポケベルは「ベル友」同志がメッセージを送り合うというケータイメール文化の礎を築きました。

方式、デバイス、電池の進歩と、通信容量に対応した基地局増設により通話時間が飛躍的に長くなりました。が、昨今のスマホではアプリ等の消費電力が増え、またまたバッテリー残量が気になります。5GやIOTと、豊かで便利な生活と経済発展に貢献できる移動通信の今後の進化に、ご期待ください。