2017.11.15

― 新会員スピーチ ―
「木村石油、木村家の生業、自身の経歴、ガソリンスタンドの今後について」
木村石油(株) 代表取締役社長
木村 啓三郎 君

木村家の歴史は江戸中期に始まり、御所南二条堺町西入で両替商や和燭販売を代々営んできました。私の祖父銀五郎が分家として大正期に石油販売を始め、山陰線二条駅西に側線付油槽所を建設して京都府下全域に卸販売を拡大しました。戦争中の中断を除き、取引を続け、昭和50年代にはガソリンスタンド運営に転換しました。

私は二条駅西で幼年期を過ごし、後に下鴨に引っ越し、京都の小中高を卒業し、一浪の後、大学に進学しました。卒業後は商社に27年間勤め、平成12年に木村石油に入りました。
私見ですが、ガソリンの消費量は少子高齢化、低燃費車の普及等で10年後には10%、20年後にはさらに10%の減少が予想されます。CO2問題で電気自動車の普及が大きく報道されていますが、ガソリン車の経済的優位は大きく、30年後も大きなシェアを維持すると思います。ただ、中東情勢の不安等のリスク対策から水素ガス自動車や電気自動車の実用化が進むことは確実でしょう。

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