2017.5.31

― 新会員スピーチ ―
「グライダーって?」
全日本空輸(株) 京都支店 支店長
山口 智啓 君

グライダーはエンジンの無い航空機です。離陸には他の航空機の力を借りるかウィンチという大きな糸巻のようなもので凧揚げの要領で上空に引き上げてフライトを開始します。要するに非効率極まりない乗り物ですが、静かな上空でのフライトは別世界がまっています。フライトするには国土交通省の資格も必要で、練習する為の許可証も国に発行してもらわなくてはなりません。練習場所も国から認可された空域でのみ可能となっているなど様々な縛りがありますが、法で守られた部分も多く、ルールを守っていれば非常に安全なスポーツであるといえます。

3次元の操作は旅客機などと基本同じで1人で飛ぶまでは1年から2年かかります。1人でのフライトは教官がいなくなっただけでなく自分1人で操縦しているという感動が非常に大きく、経験を積むと数時間、数百キロのフライトも可能になり年齢を重ねても楽しみ続けられるスポーツで、リタイア後に趣味で戻ってくる方も多くいらっしゃいます。

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