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2017.5.17

― 新会員スピーチ ―
「女性活躍推進による経営効果」
SMBC日興証券(株) 京都支店長
平原 美則 君

少子化が進む現在、仕事と子育ての両立そして女性活躍がより重要となってきており、政府も2020年までに女性管理職の比率を30%まで引き上げる目標を掲げています。多くの企業が女性活躍推進に乗り出している中、SMBC日興証券は世間で推進が叫ばれる以前から女性活躍推進に力を入れており、1991年に証券業界初の女性支店長が誕生し、2004年に本社部長や法人部長への登用も行われました。また2013年にはダイバーシティ推進室が設立され、多様な人材の活躍推進の柱として女性の活躍推進施策を行っています。そして女性活躍推進による経営効果は実際にデータとしても表れています。経済産業省は女性社員が多く、女性管理職が多い、活躍する場が整っている企業は業績の良いパフォーマンスを発揮するというデータを発表しています。これは女性が持つ、人の気持ちにより添い人間関係を構築することに長けているといわれる共感脳の特性が生かされているためと考えられます。この特性が企業の発展を支えているのだと思います。またこの女性らしさを生かし、扱う商品の利用層を広げた事例も多く存在します。