2017.2.22

― 新会員スピーチ ―
「2020に向けて 京都・滋賀のホテル事情」
(株)プリンスホテル 常務執行役員
西日本エリア統括総支配人
小山 正彦 君

訪日外国人客が、ここ数年急増しております。2016年には過去最高の2400万人を超えており、2017年には2700万人を超える見込みです。

日本政府は、2020年東京オリンピック・パラリンピックまでに日本全体で4000万人の訪日外国人客数を目指しております。京都市としては300万人を目標としていますが、既に2015年に316万人を超え、5年前倒しで達成しております。一方、日本人客は112万人減少しております。訪日外国人客の急増に伴うホテル不足により、宿泊場所の確保に苦労していることが主な要因です。このような背景をもとに、いま民泊が注目を集めております。

京都市の調査によると、市内で民泊施設数は2702件。全体の68%が無許可営業ですが、民泊施設数の収容人数を掛け合わせた民泊キャパシティは1万人を超えております。

京都市の新たなホテル開発は着実に進行しております。今後開業するホテルは、合計で4000ルームを超えます。京都ならではの『文化』をキーワードに観光を産業化し、ますます発展していける一助となるよう、邁進してまいる所存でございます。

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