2016.7.13

「ガバナー公式訪問所感」
R.l第2650地区ガバナー
刀根 荘兵衛 氏

今年度、ジョンF.ジャームR.l.会長は「人類に奉仕するロータリー」というテーマを掲げました。ロータリーの本質を示している言葉だと認識しています。私はそのテーマを受けて、地区のスローガンを「夢を語り、現在を刷新」としました。私たちはもう一度ロータリーのあるべき姿を思い描き、夢を語り、未来を見つめ、高い理想をそこに求め、そこからいま(現在)を創造する、刷新することが求められていると考えています。

ロータリーは奉仕する人の団体。言いかえれば、ロータリーは奉仕団体ではなく、奉仕する人を育てる団体であります。会員が相互にロータリーを学び、世のため人のために何かサービスをした結果、世界理解と平和に貢献していくと言うことになります。人間が本来生まれながらに心の奥に持っている目に見えない精神、他人に役立ちたいという心を発掘し、育てていくことが、ロータリーの奉仕の理念であります。この理念を変えることなく、ロータリーの姿を見つめ直し、いまを刷新する必要があると考えます。

私たちの地区は、それぞれのクラブはどうあるべきかを真剣に考えなければならない時期に来ているのだと思います。色々な社会変化の中、今一度、ロータリーの精神を奮い起こし、クラブの未来を語り、理想の姿を思い描きながら、刷新していきたいと思います。「初心忘れるべからず」とは、仕立て直しをすると捉えて、ロータリーの様々な帰るべき事案を仕立て直していきましょう。

ロータリーの奉仕の真の価値は、資金を集める財布としての奉仕ではなく、他人に対する思いやりと手助けをする事です。奉仕の原点に帰る事が出来て、自己研鑽の効果が社会的評価を受ければ、自然と人が集まるものだと思います。21世紀の夢に向かって、京都ロータリー様が、さらに大きく発展される事を祈念致し、私のアドレスを終えさせて頂きます。

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