2012.1.25

―― 追悼例会 ――

「故 山本 忠彦君を偲んで」
西村 勝 君

山本忠彦君は、2011年4月25日突然の事故により急逝されました。享年63歳という若さであり、ご家族はもとより私も驚くと共に悔しく、残念でなりません。彼が京都R.C.に入会したのは2003年8月ですが、その前に京都西北R.C.に22年間在籍していました。彼とは私の父である故 源一との付き合いからです。同業として、又釣り仲間として親しくするなかで、ロータリーへの入会を勧め、本日お越しの奥様との結婚にあたり仲人を務め、今も家族ぐるみのお付き合いをさせていただいております。彼の温厚な人柄から人脈も多く、特に富田ガバナー年度の地区大会に、王貞治氏を招聘するなど記憶に残っています。これからの活躍を期待される人物だけに残念でなりません。ご冥福をお祈り申し上げます。

「故 松尾 裕君を偲んで」
大垣 和久 君

松尾 裕先生は、昭和28年京都大学医学部を御卒業後、食道外科について研鑚を積まれました。昭和40年、京都市立病院に外科医長として赴任、昭和42年ご父君の急逝で松尾医院を継承されました。その後、京都がん協会会長、京都府医師会看護学校校長、京都府医師会長など獅子奮迅のご活躍で、地域医療を支える組織を指導されました。先生が京都R.C.に入会されたのは、平成6年9月のことですから、まさにやるべきことをやり終えて、入会されたと言うことになります。
問われざれば、答えず。問われれば、見識を語る。質実剛健、温厚篤実という詞は、まさに先生のためにあります。
先生は、昨年10月2日、逝去されました。私にとっては、今もって「雲の上の人」である松尾 裕先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。

「故 鈴木 正三君を偲んで」
千 玄室 君

鈴木君とは舞鶴の海兵団で初めてお目にかかり、戦後、京都青年会議所に入会した際に再会しました。戌年生まれの温厚篤実な方で、社交的でありながら、穏やかで寡黙であり、奥様とも仲睦まじくいつもうらやましく思っておりました。その後もロータリーや経済同友会、YPOなどでご一緒し、半世紀以上のおつきあいがありました。
衣笠のお宅には、大変見晴らしの良い場所に茶室をつくられ、ひねりで茶碗を作るのをご一緒しました。ロータリーでは第62代の会長を務め52年間在籍して力を尽くされました。カメラが趣味で、いつもおしゃれでダンディーな方でした。
今は、蓮台の彼方で、山本君や松尾君と一緒に笑って話しをされていることと思います。ご冥福をお祈り申し上げるとともに、心から哀悼の意を表したいと思います。

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